世界で1番愛しい人へ
ジョンハンくん、お誕生日おめでとう。
毎年9月の終わりが見え始めると途端にそわそわして、10月に入るとなぜだか緊張してしまいます。
あなたと出会ってから10月4日は私にとって、1年の中でもとても特別で大切な日になりました。
でもそれは私だけじゃなくて、10月4日という日を特別に、大切に思ってる人が世界中にたくさんいるんだって、君を愛してる人が私が行ったことのない遥か遠い場所にもいるんだと思ったらそれって本当にすごく素敵なことだなって思うんです。
この日の私はいつも以上に頭の中がジョンハンくんでいっぱいになって、あなたのことになると元々物事を深く捉えがちなところが何倍、何百倍にもなって重いことを考えてしまう人間だから、言葉にすると止まらなくなってしまうので普段はあまり考えないように、言葉にしないようにしているのだけど、だけど今日1回くらいは止まらなくなってしまっても良いかな。と思っていつもは胸の奥にしまっている箱を今日は久しぶりに開いて、誰にも読まれることはないだろう私だけのあなたへの想いを綴った少し大きなお手紙を書いてみようかなって、そんな気持ちでこのお手紙を書いています。
ジョンハンくんを好きだと思う時。
躓いてしまったり、何かを頑張ったメンバーのところにいつも誰よりも1番に駆け寄っていく姿。
自分にとって大切な人達、大好きな人達を見る時の優しい眼差し。
誰かの痛みを自分のことのように感じて涙を流す繊細で優しいところ。
どんなにかっこいい曲のパーフォーマンス中でもCARATの歓声が聞こえたら嬉しくなって思わずニヤけてしまうところ。
イタズラを仕掛けた時くふふって小さい女の子のように笑う時。
おもしろいアイディアに溢れてる人なのにいざメンバーに期待の眼差しを向けられると"そんなに見ないで"って言ってしまうくらいプレッシャーに弱い姿を見る時。
自分の名前を呼ぶCARATに瞳を閉じて優しくうんうんと頷くところ。
目まぐるしい日々の合間をぬって日本語を勉強してることをさりげなく日本語を話してくれる姿から知る時。
多くを語る人ではないあなたは自分の中でたくさん考えて、想ってそれを胸の中にしまっておくのきっと好きな人で、だけど君がふと零す言葉や何気ない行動のそこかしこに優しさや温かや愛情を感じる時。
普段はしまっているその想いをメンバーにばらされて恥ずかしそうに笑いながら隠れてしまうところ。
"まるで俺たちしか世界に居ないみたいな話し方をするんだよ"と言われている姿をみて、君がどれだけこの場所に自分の全てをかけているのかと知る時。
人があなたを美しいというのはその優しさやぬくもり、誠実さに嘘がないから。
無償の愛とはきっとこういうことを言うんだろうなって君に出会って知りました。
みんなとステージに立ってる時のあなたの幸せそうな姿は、その笑顔はどの瞬間の中でも1番綺麗で眩しいくらい輝いていて、あまりの美しさにいつも何故か涙を流してしまいます。
いつも12人のことを気にかけていて、みんなにとってつらい時、悩んだ時、誰よりもすぐ寄り添って話を聞いてくれる存在のジョンハンくん。そんな優しくて温かいあなたは自分自身が本当につらい時、悩んだ時はどうしてるのかな?我慢してしまいそうな人だから自分の心の深いところに閉じ込もってしまっていないかな、1人で必死に耐えようと苦しんでいないかなって、勝手な私の想像なのにそんな姿を思うと涙が出てしまうくらい私の涙腺はジョンハンくんにすごく弱いんです。
あなたの心の真ん中にはいつもSEVENTEENがいて、12人のメンバーがいて、そしてCARATがいて。そうやって全てを包み込んでくれるような笑顔が大好きだけど、その笑顔に安心していたくはなくて。
その笑顔の裏には、見えない心には、消えない傷や抜けない棘がたくさんあるはずなのに、どんなに自分が痛くても絶対私たちには"痛い"って言葉を口にはしない人。
私たちの不安を消すように安心させようといつも微笑んで温かい言葉をくれる人。
決して自分が背負ってるものを見せようとはしない人。
あなたが言葉をひとつひとつ紡ぐたびにどれ程たくさんの抱えた思いを全部飲み込んで伝えてくれているのかな。
あなたはいつも自分を守ることには無頓着すぎて、いつだって自分の大切なものを守るためならどんなに傷ついてもその痛みに気づかないフリをてしまうから。自分が傷つくことは仕方ないことだとどこか諦めてしまっているから。
仕方ないことなんて、傷ついてもいい理由なんてどこにもないのに。痛くないわけがないのに。
"背負ってるもの全部下ろしていいよ"
"少し立ち止まって休もう"
そう簡単に口にするにはあまりにも難しい場所にあなたは立っていて、どんな言葉をかけてもきっと
"大丈夫だよ。しっかり休んでるから心配しないで"
そう言わせてしまうから。
あなたが幸せになるために何かしたいのに何もできないくらい無力で小さい自分がもどかしくて悔しくて悲しくなる。
私はあまりにもあなたから幸せをもらいすぎてるのに、どうすれば君を幸せにできるだろう。
そのために私には一体何ができるんだろう。
ただひたすらに優しくて温かい場所に居てほしい、そんな道を歩いてほしいだけなのにどうすればそこへ君を連れて行けるのか何度考えても見つからない答えにますます分からなくなってしまう。
君が"幸せだ"と話しながら心の底から嬉しそうに笑う度に、嗚呼、彼がずっとその場所に居れますように。
そう願うことしかできない。
"僕にとってはこのチームが全て"
この言葉を聞いた時、あなたはSEVENTEENが永遠じゃないことも、望んでいなくてもいつかは終わりがくることも全て知ってるから、だからいつも思い出をひとつも取りこぼさないように大切に集めて宝箱にしまっているんだって知った。
それを知った時、君のSEVENTEENへの、メンバーへの愛の大きさを感じて、また好きな気持ちが強くなったよ。
だから私もいつかは来てしまうその終わりの日まで1日でも多く花が咲くようなその笑顔を見ていたい。春風みたいに温かくて優しいその声を聞いてたい。一瞬だって取りこぼしたくないって思ったんだ。
あなたがくれるどんな瞬間もそのすべてのものが私にとってはかけがえのない大切な宝物だから。
いつか来た道を振り返った時、それはきっと楽しいこと、幸せなことばかりじゃなくて辛いことや苦しいことだって多い道だったかもしれない。それでも練習生時代から今日までの苦しい時、辛い時に流した涙の数よりも、堪えてきた苦しみよりもずっとずっと笑顔の数の方が、幸せの数の方が多くありますように。心から幸せな人生だったと振り返ることができますように。
この長く険しい道のりを駆け抜けてきた自分自身のことを誇らしく思ってくれますように。
ジョンハンくん
生まれてきてくれてありがとう。
普通の生活と青春時代を、たった1人の君という大切な人生と引き替えにこの道を歩むことを選んでくれてありがとう。
今年もあなたのお誕生日をお祝いすることができてとても幸せです。
私の生涯で最後の最高のアイドル。
胸を張ってあなたのことを好きでいれるような、大好きなあなたに恥ずかしくない人間でありたい。
毎日心からそう思います。
今日も明日も明後日もこの先もずっと
その瞳に映る景色が
歩いていく道が
過ごす日々が
たくさんの幸せで溢れていますように。
世界で1番愛しています。